Amazonサーチ

2012/03/29

ATHLETE JOKER (PTCA wire)

日本ライフラインが国内開発、国内製造でつくった新発売の0.6gコイルワイヤー。さっそく昨日のPCIで使わせていただきました。
さて、感想ですが、たしかによく曲がる、曲がる、、よく入る、入りすぎる・・・と、eelの技術を使い、コーティングをコイルの間に「まぶした」との説明通り、ウナギのように入りました。進み具合はコーティング、Beatでは抜けにくいという特性はよくわかりました。
一方、コアがSSなのでFirst Shapeはよいのですが、いちど曲がってしまうとなかなか戻りづらい、という 欠点がありました
全体としてはASAHIのSUOHに近い印象。蛇行血管の先のセレクションにはよいかもしれませんが、あくまで個人の感想として、First Choiceは今のまま(SION BLUE)で行こうかなと思っています。
もちろん、蛇行の先の狭窄、分枝セレクトにはよいと思いましたのでとりあえず棚に並べてもらいました。

地域連携パス

いろいろと他の病院さんから資料をいただき、また連携医療機関さんからの御意見もいただきつつ、ようやく院内のクリニカルパス委員会で承認を得ることができました。4月の連携医療委員会で医事課の承認を得て、稼働開始です
家で冷たくなる冠動脈疾患の患者さん、重症で足を切断せざるを得なくなる患者さんが一人でも減りますように。

2012/03/28

追記。IliacのUCG

追記です。IliacのFlapはシース挿入時につくったのでは?というメッセージがとどきました。その可能性も考え、術前エコーを確認しましたところ、真中のところにシュッとフラップが見えています。たまにあります。Iliacもかなりエコーで見ることができます。エコーの技師さんに感謝です。動画からのフリーズなのでちょっと粗くてすみません。

2012/03/26

大活躍の携帯型心電計

山内先生おすすめの携帯型心電計。ホルターでも捕まらない不整脈を捕獲。使いやすく、波形もきれいにとれています。本体価格、解析ソフトが高いのが問題。そして、点数がほとんどつかないのも問題。実際使ってみると、ホルターよりもよほど使いやすい。
医療機関で保険点数がとれるのはこの901。楽天やカカクコムで25000円でかえるのは801。ほとんどの機能は同じです。発作性心房細動などの捕獲に大活躍しています。

Lavie touch



はじめはプレゼン用として購入しましたが、いまやメインマシン。裁断+PFUのScansnapS1500で自炊したテキストをPDF化。64GBのSDXCにいれてテキスト代わり。WM3500とつないで使っています。重さは750gであまり書かれていないメリットとしては、バッテリが5時間持つ、Bluetoothの小型キーボードやWACOMのBAMBOOで快適操作。一時期Let'sNoteに浮気したものの、PC98からNECの愛好家としてはやはりNECにもどってしまいました。どうも使い方がわるいのか2年程度で壊れてしまいます。
(98Lavie→LavieRX(LR390(ヨドバシモデルを改造しDorthan))→VersaproUltralight→VersaproUltralightVS)ときてPanasonicのS10を買ったものの、どうもトラックパッド、ヒンジ、キーボードの配置などなじまない、その上、液晶がついたり消えたりするということで、メインがLTに奪われそうです。(現在はDSUB15もあり、すさまじいCPUパワーを持っていることからXViewを使ったDICOM→MPEGコンバータおよびPPT作成マシンとなっています)
モバイルキーボードのRT-MWK02、Bluetoothでクリック感がよい上に、レーザーポインターもついているため、プレゼンテーションのときに使えそうです。TouchからUSBのDSUBコンバータを使い、出力した時にやってみようと思います。

http://ascii.jp/elem/000/000/647/647792/
http://ascii.jp/elem/000/000/648/648168/

2012/03/25

ドクターはそう考えないよ! MRさん必読。


FBで教えていただいた本です。MRさん、読んでください。残念ながらアマゾンでしか入手できませんでした・・・

日循と高崎山のベンツ

先週、循環器学会に行って参りました。
まずは八幡浜ー別府(臼杵)のフェリー。この「おおいた」は宇和島運輸では最も新しいもので2500トン、アンチローリングタンクがついていて揺れにくい、と言われています。臼杵航路の船です。私が乗ったのは2300トンの「さくら」という船です。

「博多区」とあったので押さえたホテル、なんと、博多まで電車で4駅。さらにその駅からも遠かったです。813系普通電車。乗り心地はよかったです。


学会の後、別府にいきました。別府の温泉です。明礬温泉は硫黄。大浴場はあつくてとても入れないので、700円で入れる個室風呂をさがしました。http://www.8toch.net/hatto/?sp=midoriso
最後にベンツに会うための高崎山。尻尾をぴんとあげて歩いています。人間で100歳を超えるとは思えない。そしてこの貫録。柵から策へ飛び移ることもしません。

たまにあくびをしますが歯はほとんどありませんでした。元気で頑張れ。目が左右で茶色と青。

最後のフェリー「さくら」で四国に。八幡浜ー西条は一時間ちょっとでした。

CLIの運動療法!?

もう足背からの写真はいらなくなりました。指の局所のみ。CRPも1を切り、ESRも100まで下がってきました。エルゴメーターでの運動療法も開始。足が痛くて歩けないのであれば、エルゴを漕いでもらってはと開始。運動療法をしなければ血管は絶対に退縮してしまいます。炎症が落ちついたので開始しました。
ADLがひとつ下がる(杖歩行から車いす、両足自己から片足が義足)と必ずCLIは反対側が悪化してしまいます。そのためにも外来で、通院リハ始めることとしました。

2012/03/24

このブログの写真

このブログの背景は西条まつり「野々市みこし」の面です。 平家物語が刺繍となっており、この斜視は清盛の龍退治の様子です。
トップ写真は西条まつりで最も有名な「川入り」のシーンです。
では、これから松山に向かいます。

2012/03/23

本日の状況


中節骨あたりまでPainは無くなってきました。整形の先生によると末梢の形成だけでいけるかも、と。整形外科の部長が市岡先生、寺師先生の「足の創傷をいかに治すか(克誠堂出版)を読んでくださっていました。素晴らしいことです。

LDLアフェレーシス



大阪からアフェレーシスマシンが到着。これからアフェレーシスです。CLIには総力戦で。

2012/03/22

ハナコのBH診断カテと診療報酬改定

本日、東京からハナコメディカルの方がいらっしゃいました。今回の診療報酬改定で、DPC病院においては一日当たりの単価が切り下げとなり、今まで標準でJL4、JR4、Pigというスタイルで行っていたものが、少し厳しくなるかもしれない、とのことで、共用(MITSUDO、虎ノ門)のサンプルを持ってきてくださいました。
ハナコメディカルは都立墨東病院の循環器科の基礎を築かれた北爪先生のオーダーに唯一対応したカテーテルを作ることができたメーカーです。形状はもちろん、シャフト、メッシュ、素材、カーブ、先端チップの素材と加工・・・ありとあらゆるところが工夫されています。スタビリティーもよく、LMTやRCAの入り口に解離を作るリスクがかなり低減されています。作ってくださった北爪先生、ハナコメディカルさんに感謝です。
*同じJL45で他社(粗悪品ではなくちゃんとしたもの)との比較です。先端角度の開きなど形状がそもそも違います。

メッシュの入れ方、素材、硬さ、スタビリティー、チップの加工(少し先を丸めてある)、熱ダレなし、カテーテルの理想の形の一つだと思います。(もちろんまだまだイノベーションを求めますが)
(ハナコメディカルに「タイプBH」の4Fr造影カテーテルとおっしゃっていただければ入ります。)

今回、診療報酬改定で16%の切り下げというとんでもないことになってしまいました。ガイディングは35000円なのに、なぜカテーテルは2800円なのか・・・ありとあらゆる工夫がされ、品質管理や輸送コストもかかっています。当院で採用する際、さまざまな診療材料のプレゼンテーションを受けました。そのなかで、このような良いものから、安いけど、、というものまで、千差万別でした。薬剤は同じ作用の薬であっても内容で全て異なる単価が付いています。一方で診療材料は「ステント」「DES」「バルーン」「ガイディング」「カテーテル」とよいものでも粗悪品でも同じ扱い、同じ単価なのです。
そして、粗悪品を安く仕入れ、差益がでるほど、病院がもうかるというおかしなシステムになっています。よりよい医療を行うため、患者さんにとってよりよい診断や治療を提供したい。そのためによりよいものを使いたい、それは医療者の信念であるとおもいますが、そこが実現しにくくなってしまっています。幸い、当院は恩賜財団であり、よいものを使えるよう、配慮してくださっているので使えていますが・・・

このままでは、よいものを作り続ける、開発し続ける、ということができなくなってしまいます。メーカーの方は泣いていらっしゃいました。一部のメーカーは今回の改定を機会に製造を中止するところもあるようです。厚生労働省は、一律に切り下げ、評価するのではなく、きちんとそれぞれのものを評価したうえで、よいものにはちゃんとした価格をつけるべきではないかと思います。
もちろん、PCIやPPIでも同様です。75%狭窄の15分で終わるPCIでも、LongCTOで2時間かかる症例でも同じ診療報酬です。そのうえ、保険でデバイスを査定されてしまうと難しく、技術を要するものであればあるほど、赤字になってしまうというおかしなことが起きています。
そろそろ考えていただきたいものです。

メンテナンス


今日は3131はメンテナンス中です。GEの方が何人もいらっしゃってメンテナンスしてくださっています。照射線量やコントラストもよくなればいいです。分解しているところがありましたので、写真を撮らせていただきました。1枚目が放射線発生装置、2枚目がFPDです。貴重なものを見せていただきました。

プロマスエレメント


ボストンさんが持ってきてくれました。触った感じ、とてもイイ。ステント自体は軟らかい、しなやか、プロファイルが小さい。これまで問題だった、マーカーの位置もちゃんと内ー内になっている、シャフトも硬くなった・・・・という印象です。ただ、シャフトーワイヤールーメンまでのところがすこし弱いかもしれません。そこでデリバリースタビリティーがどのようになるのか懸念は残ります。プラチナ33%含有とのことで、薄いストラットでありながら見やすくなった、とおっしゃっていました。そこは実際に使ってみないとわかりません。ただ、デバイスが進化していくことは本当に良いことだと思います。より低侵襲、少量の造影剤、低被爆量が実現できますように。さっそく来週からフルラインナップで使えるようにしてくださいました。

2012/03/20

PDAの進化

学部学生4年のとき、医療情報部に入り浸り、当時まだまだ実用は遠い先といわれていた病棟での電子端末応用法について研究したことがあります。当時はPalm、HPの200LX、ザウルス、WindowsCEというものが主体でした。多くの先生方はPalmを使用していましたが、個人的には後2者を使用し、国産の使い勝手がよく、CPUパワー、画面ともに素晴らしいザウルス(パワーザウルス仕様、アイクルーズは高くて買えず)、WindowsCE(PocketPC、HandheldPC)を選びました。最終的にはWindowsCEとアクセスを用いた熱型表の転送装置を作りましたが、当時は無線LANなし、PPPは33600、USBもなくRS232Cで128K転送という悲惨なものでした。結局クレードルとRS232Cを用いた転送には成功しましたが、その時に得た情報がありました。
画面の大きさは3.7インチがベストであること。音声認識があれば誰でも使える。
その後、WindowsCEは不調におわり、(SONYのCLIEに負けた)、HandheldPCも撤退、消滅しかけました。
(HTCの初代CE2.0マシン、NECモバイルギア(キーボードが素晴らしかった)、富士通インタートップCX310(これはメールの読み上げ、メーラーからスケジューラーへの自動取り込みなど優れていた)、Jornada、iPAQ2210、DELLのAximX50vを経てSigmarionIIIに至った。その頃は電子メールの使用がほとんどで、やはりキーボードが欲しかったため、SigmarionIIIがよかった。
スライドキーボードのついたW-ZERO3(初代)は当時高価で変えず、Esを購入、Ad-ESになり、最終的には秋葉原のバッタ屋でWS004SHを5000円で購入した。モノとしての出来は圧倒的にWS004がよかったがメモリが少ないこと、大きさの割に容量の小さなバッテリ、WiFi使用時の凄まじいバッテリ消費量と大きな添付ファイルが開けないことでHybridESに進化。これが不味かった。やはり当時の予測変換ではQWERTYは必要であり、使用を断念。黒SIMをWS004につなぎ、つなぎ放題かつモデムとして、DocomoSIMはバッファローのPortableWiFiに入れて使った。

それから14年たち、ようやくそれらを充実したものがあります。Siriか、AndroidのVlingo。Siriはアプリケーションやデバイスへの制限が厳しい。Vlingoならいけるか?ただ、画面が4インチ超級が主体のAndroidはタッチ操作が厳しいこともしばしば。さて、どうなるか楽しみです。

ようやく公開。

10年ぶりにブログをしてみます。ブログというよりも検索機能付きの忘示録、特にPCI、PPI、PMI、RFCAについての情報をUPしていきたいと思います。